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一小地域防災ネットワーク主催「避難所運営訓練研修会」でもっとあなたの避難所生活を考えませんか?

 2019年1月26日(土)15:00より、一小地域防防災ネットワーク主催で「武蔵野市避難所運営訓練研修会」を開催。30名近い地域・PTAの皆さんが参加しました。防災課、防災協会、一小校長先生・副校長先生、一小地域防災ネットワーク、初動要員、井の頭地区からも参加してくださいました。

 今回の研修会は、避難所となる第一小学校の校舎と体育館の見取り図をもとに居住スペースとして利用できる部屋の確認を始め、押し寄せる避難者をそれぞれの事情に合わせどこに入ってもらうのか考える所謂「避難所トリアージュ」の体験をしました。家屋が半壊、妊娠9か月の妊婦、要介護高齢者、インフルエンザ患者、ペット連れ、帰宅困難者、オートバイ、車、精神障碍者など、沢山のケースを想定しての受付シミュレーションを4グループに分かれて行いました。後半それぞれのグループでどのように考えたか発表し合いましたが、他のグループが違った視点で対応を考えていることが多く、これは本当に難しい作業だと実感しました。決めなければいけないルールが思いのほか多かったですね。

 避難所の受付。きっと避難してきた方々は避難所開設まで長時間待たされて既にかなりのストレスと不安を感じた状態で長蛇の列になり、受け入れ側は忙しくててんてこ舞い。一つ間違えば、事故になりかねない事態でしょう。今回のような研修には、もしかしたら避難するかもしれないと考えていらっしゃる皆様には是非一度参加してほしいと思いました。避難所の運営は人任せにできません。なぜなら、避難所の運営は避難してきた当事者に任されているのですから。