委員長2年目の年末を迎えて

 今年度も夏まつり、むさしのジャンボリー、ハロウィーン、一中フェスタ、美化運動、ジャンボリー体験、講習会と全ての行事が、多くの現役PTAの皆様のご協力と長く第一地区委員会を支えてくださっている地区委員の皆様のご協力のおかげで無事成功し、残るは新年子ども会と交流会となりました。特に規模の大きい行事では、たくさんのご家族が参加して、大いに地域交流を図ることができたと思います。夏まつりには1000人近くの参加があり、第一小学校の児童以外にも卒業生やこれから第一小学校に通う幼児や地域の地区委員も集まりました。

 

 市内の各青少協地区委員会は、毎年のように継続してきた行事実施、通学路の見守りなどの活動について団体として市政施行70周年を記念して表彰されました。市から公に委嘱され、期待に応えた活動が続けられるのも、今青少協地区委員会に所属している皆様のお陰です。

 

 僅か数年ではありますが、子ども達の笑顔に支えられて活動を続け、委員長になって2年目の年末を迎えて考えることがあります。

 

第一地区委員会の地域における役割は「災害時の共助」と「子ども達への支援」

 第一地区に町内会がないことは以前にも話題にしていますが、最近「町内会がない」から吉祥寺に越してくる方も結構いるらしいと耳にしました。確かに濃いご近所付き合いというものは、人によっては煩わしく感じるでしょう。そういう意味では、吉祥寺はどちらかと言えばご近所付き合いがアッサリしていると思います。

 しかしながら、あまり付き合いが希薄だと弊害も起きます。

 

災害時の共助

 例えば、災害が起きた場合。度重なる大震災を見聞きして分かってきていますが、重要なのは「共助」だと消防署や防災課の方が強調します。一斉に災害が発生してしまうと公助には限界があり、助かる命も間に合わず手遅れになると言われています。「共助」とはご近所の助け合いです。が、日ごろからお付き合いがないといざという時に助けを求めることは難しいものです。心理学的にも人は顔見知りをより心配すると言われています。互いに心配しあい、安否を確認することが共助の基本ではないでしょうか?

 

子ども達・ご家族への支援

 例えば、学校から子どもが予定の時間に帰ってこない場合。家から連絡を受けた学校の先生方は、地域を走り回って探します。この時、「子どもを守る家」の地域の方を始め、近所の顔見知りの方も協力いただくことでより早く見つけることができるかもしれません。本当に困ってしまった子どもにとっても、頼れる地域の存在は心強いのではないでしょうか。小さいお子様に限らず、中学生、高校生でもまっすぐ家に帰りたくない時、ご近所に安心して頼れる知り合いが多いことは健全育成にも役立つはずです。

 介護や福祉については青少協第一地区に所属している民生・児童委員を通して、よりきめ細やかな支援活動をされている吉西福祉の会、中央福祉の会をご紹介することも可能です。困った時にこそ頼れる青少協第一地区委員会であることを多くの方に知っていただきたい。

 

地域で災害時の共助・子ども達への支援を実現するために、まずはニュースレターの購読をご検討ください

 ですから、地域からの共助や子ども達への支援を期待するのであれば、地域との関りを大切に考えてほしいと願います。第一地区委員会の地区委員は現役のPTAを含め、毎年の行事を地域交流の場となるよう一生懸命に準備してくださっています。この活動がこれからも続いていけるよう、ぜひ多くの地域住民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。ご興味のある方はまず青少協ニュースレターの購読をご検討ください。詳しくはこちら